更新日:2004年3月21日 平野部のアディバシ<各民族について> はじめに書いたように平野部のアディバシについてはチッタゴン丘陵地帯とは異なり、残念ながら文献も少なく、またインターネットで入手できる日本語、英語の情報は人権問題を除くとごく限られている。バングラデシュ以外では研究者はヨーロッパに集中しているようだ。日本にバングラデシュのアディバシを本格的に研究してる方がいるかどうか筆者は知らない。 バングラデシュのアディバシの多くは、国内で単独で存在する集団ではなく、例えばモニプリの場合はインド・マニプリ州に、またラカインの場合はビルマ・アラカン州にと国境を越えて分布している。イギリス植民地時代は彼らの交通は国境によって遮られることがなかったために頻繁に交流していたと思われるが、1947年の分離独立を機に多くの民族は国境によって分断され、彼らの生活圏は通常はそれぞれの国の中のテリトリーだけとなっている。知る限りでは、パスポートなしで国境を越える例は難民として流出する場合を除けば極めて希である。
1. Garo (ガロ) ガロに関しては、「東京YMCAダハパラ診療所を支援する会」 通称 MANDi(マンディ)という団体がある。その中にガロに関する紹介があり、良くまとまっているのでそちらを参照されたい。http://www.mandi-ymca.org/garo.html なお、左の書籍は写真と文章でガロを紹介した本。 Ellen Bal著、タカミ ヤスヒロ写真 現在でも入手が比較的容易と思われるので紹介しておく。なお、タカミ氏は1991年からバングラデシュに通い、多くの写真を撮影。1999年にThe University Press Limitedから出版された頃は読売新聞社勤務。
(以下は2004年3月21日現在、制作中です) 2. Oraon
3. Santal
4. Rajbansi
5. Khasi
6. Manipuri
7.
Copyright 2004 Japan CHT Committee,
All Rights Reserved |